【中浅煎り50g焙煎豆】エチオピア イルガチェフェ イディド ウォッシュ G1
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精製方法;ウォッシュ
標高;2,150〜2,300m
品種;在来種(74110、74112)
入港月;2026年07月
乾燥;アフリカンベッドでの天日乾燥
規格;G1
【イルガチェフェのイディド村】
イディド村があるのは、エチオピア南西部にあるゲデオ県のイルガチェフェ郡の東側。イディド村全体には約1,000軒のコーヒー農家がいると言われ、その多くが栽培面積1ヘクタールにも満たない小規模農家です。自宅の庭にほかの農作物とともにコーヒーを栽培するガーデンコーヒーという栽培方法や、セミフォレストコーヒーという方法が一般的です。セミフォレストコーヒーは、自然林のなかにコーヒーの木が植わっている状態ですが、雑草を取ったり、日があたるように周りの木を切ったり、必要なところには手を加えつつ、なるべく自然に近い環境で育てる方法です。イディド村のコーヒー生産では水洗式(ウォッシュド)の精製方法が主流です。クリーンカップで繊細な味わいが特徴と言われています。
【傘みたいなコーヒーの木】
この地でよく見かけるのが、まるで傘を広げているかのように、枝が広がっているコーヒーの木です。通常、幹は1本ですが、カットバックといわれる若返りの剪定方法を行うことで新たに数本の幹を伸ばしたり、幹が自身の重みで曲がり、そこから生えてくる側枝を成長させて数本の幹にしたりすることがあります。地上から1メートルほどの枝は落とされ、樹上部分のみにチェリーが実っているのです。そんなコーヒーの木の姿をよく見かけることがあり、この地では昔からそうやってコーヒーが栽培されてきたのだろうと思わされます。
【エチオピアの産地区分のこと】
エチオピアでは、風味特性やトレーサビリティの向上を目的として、「Coffee Growing Zones(コーヒー栽培ゾーン)」という栽培エリアの区分制度が存在します。これは、地域ごとの地理、標高、気候、栽培品種、文化的背景などに基づいて分類されており、各エリアが地域ブランドとして価値づけされています。現在では、スペシャルティコーヒー市場のなかで広く認知されるようになってきました。
代表的な栽培エリアとしては、イディド村を含むゲデオ県を総称した「イルガチェフェ」をはじめ、「グジ」や「シダモ」などが挙げられます。シダモ県とゲデオ県の境界付近には検問所が設置されており、地域名がコーヒーのグレード分類と密接に関係していることから、規制も厳しくなっています。たとえば、生豆が10キロを超える場合には、特定の認可を受けた業者しか輸送することができません。このような厳格な地域区分は、エチオピア産コーヒーにおける地域ごとの明確な風味特性を生み出す要因のひとつとなっています。
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